The New Gamer JP
The New Gamer 等の適当な野良翻訳をたまにする
Indie Fund について
およそ2年ぶり。
Braid の開発者である Jonathan Blow など、気鋭のインディーデベロッパらが Indie Fund なるものを設立したようだ。
独立性の維持を標榜としたマニフェストをもったこのファンドは、今後のインディーズシーンに大きな影響を与えそうだ。
by Jonathan Blow, March 2nd, 2010 at 10:43
本日、我々は才能あるインディー開発者がクオリティの高いゲームを制作出来るよう、極めて良好な条件で資金を提供するファンドについてのアナウンスを行う。この条件はパブリッシャーの申入れよりも扱いやすいものとなる。我々の目標はインディーズがその独立性を維持できるようにより強くなるための支援である。
ここ2〜3年はインディーゲーム開発者にとって良い状況となっている。Xbox Live アーケード、PlayStation ネットワーク、Wii ウェアや Steam といったダウンロードサービスを介して、独立系開発者は非常に大きなオーディエンスを見いだした。我々の一部は、運良く経済的に大きな成功を収めた人気インディーゲームを開発している。
Braid もこのうちのひとつである。Braid の成功によって The Witness のような、より野心的なプロジェクトに着手する事が可能となったのだ。それと同時に、この利益を使って他のインディーズがゲームを作る為に何かしたいと思った。さらに最近、パブリッシャーと The Witness について話をしたのだが、小規模なゲームのパブリッシングと資金調達にまつわるビジネス環境というのが現実的でないと感じた:数百万ドル単位で予算調整されるような標準条件をモデルとしているのだ。パブリッシャーは低予算のゲームにさえこのモデルを押し付けようとするので、インディー開発者がフェアな取引を行うのは非常に難しかったのだ。
他の成功しているインディーズも同じような事を感じている事が判ったので、我々は資金をプールしてこのファンドを設立する事となった。まもなく詳細をアナウンスする予定である。GDC では、Ron Carmel がインディー予算のゲームにおけるパブリッシングモデルが抱える問題について話をする事になっている。
しばらくの間、このアナウンスを行うタイミングを見計らっていたのだが、我々の存在を明らかにするのと同じくして発生した Infinity Ward のトラブルになんだか奇妙なシンクロニシティを感じる。メインストリームの開発会社として、未曾有の成功と収益を収めたゲームを作り出した。そのわずか数ヵ月後にパブリッシャーと親会社が嬉々として会社に傷を付けるのである。で、その後にどういう結末を描こうっていうんだろうか?この規模のパブリッシャーというのは開発者の才能が重要である事を理解出来ない - その代わりにゲームの成功はなんといっても輝かしいマーケティング戦略や CEO の魅力的な個性によってこそであると信じている - ほどの誇大妄想狂なのだ。どうすればこれを変えられるんだ?
Infinity Ward が敬意を持って扱われないのだとすれば、じゃあ誰ならいいんだ?
独立系開発者だ。少なくとも、それが1つの答えである。Indie Fund はできる限り多くの才気ある開発者が独立した存在となるよう、それを実現するための支援を行う。
Indie Fund サイトへのリンクだ。email でコンタクトを取る事も出来る。